空のとびかたプロジェクト

本プロジェクトは、2018年4月に障害者雇用法が改正される事に先駆けて発足する、映画制作プロジェクトです。 「理解」よりも「慣れる」がモットー! 定型と非定型が一緒に楽しめるエンターテイメントを考えています。特に発達障害にスポットを当てて活動しています。

【第3回】空のとびかたプロジェクト オフ会【2017.8.27】

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 2017年8月27日(日)、前回と同じ豊島区駒込の「駒込地域文化創造館」にて、第3回空のとびかたプロジェクトのオフ会を開催しました! 今回は7名の方が申し込んでくださいました。 

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13:00~ 自己紹介と茶話会開始

 今回は集合時刻の時点で全員揃わず、ぎりぎりまで待っていましたが、先にお部屋に入ることをTwitterで告知した上で時間通りに始めました。座卓と座布団のセッティングありがとうございました!

 挨拶と自己紹介の後から茶話会を始めました。 最初は4名だけでしたでのグループ分けはせず、そのままなんとなくな流れで雑談を開始。その後、一人また一人と途中入室で参加者が増えたので、グループ分けを行いました。

14:30~ 勉強会「改正障害者雇用促進法と求人情報問題について」

 勉強会は14時殻の予定でしたが、茶話会の盛り上がりをみて、少し時間をずらしました。

 今回のオフ会で行った勉強会は、改正障害者雇用促進法と求人情報問題に関することで、昨年自分が体験した障害者雇用の求職活動で起きた求人情報問題を題材にして、現状から指摘できる課題のお話をさせていただきました。

 下記記事が詳細ですので、お時間のある方はぜひお読みください。黒塗りですが、実際の求人票や雇用契約書、私が作成した内容証明も皆さんにお見せしました。

 平成30年4月から施行される改正法の内容には、雇用率や職場での合理的配慮や苦情、紛争に関することが主なのですが、そのどれもが就労後のことであり、「求人・求職」の時点については特に項目がありません。

 今回私の遭った被害というのが、求人票の内容からみて雇用契約条件が、業務難易度が上がっているのに給与が著しく落ちているというもので、端的に言うと採用に伴う雇用条件に承諾ができず、一ヵ月かけて行った就職活動や転職活動資金が無駄になりました。

 改正法の内容は、企業側にとっても障害者雇用について必要な支援が今以上には整えやすくなるものと思えますし、障害者側にとっても就職に対する安心感が増すものだと認識しているのですが、現状のままでは、就労前の時点で、同様のトラブルが多発したり、雇用契約上で不利な条件を提示されたりと、改正法の狙いが通用しないケースが多発するのでは、と思えてなりません。

 悪質なところは雇用条件のところで、不明瞭な条件を仕込むくらいのことはしてくるものだと考えられます。こういう目に遭わない為には、健全な企業を見極めるしかないのですが、それは窓口を叩いてみないとわからないことです。

 私は慎重を期して、就職活動においてはボイスレコーダーを所持したり、特に記録に残りにくい口頭でのやりとりは全てメモを取るなどの対策をしたほうがよいと思っています。

 訴訟を起こすにあたって、弁護士を雇うと多額の費用がかかります。内容証明の作成だけでも数万円の費用がかかります。

 ただ内容証明は、文字数や使用文字など様々な規則がありますが、文章を書くことが極端に苦手でもなければ、誰でも作成が可能できるものです。雇用契約内容が求人票からみて極端に劣っているなど、そういったわかりやすいケースであれば、わざわざ弁護士を立てなくとも、個人で内容証明を送るというやり方で争うことも選択肢としてありでしょう。事件に関する経緯をまとめ、損害賠償請求書を内容証明の書式で作成。その2点を揃えてから無料で話を聞いてくれる法律相談に足を運ぶ、という流れです。

 そこで専門士の意見を聞き→勝算が高いのであれば損害賠償の内容証明を送り→上手くいけば請求額を相手が支払い→一件落着、です。訴訟や裁判となると大事のように思えますが、手紙一つでそこまでの解決点に到達できるわけです。

 求人は誘因行為であり、原則として、求人時の内容からみて雇用条件が劣ってはいけません。常識的におかしいと思えるなら、まず弁護士に相談しましょう。無料で受けてくれるところで十分です。 

 ……という話を伝えたかったのですが、完全な準備不足で、またしてもしどろもどろになってしまいました。またいつかリベンジさせてくださいm(_ _)m

15:00~ 映像作品の収録会 

 15時からは出演者の方と一緒に茶話会を抜け、別の場所で映像作品の収録会を行いました。今回はショート出演の収録が2名分ありました。

 今回が2度目の収録なので、特にトラブルもなくスムーズに進めることが出来たと思います。

 また、今回の収録で4名分の出演者の映像が揃いましたので、正式な予告編第1弾を制作しようと思います。9月中には公開したいので、ご期待ください。

  映像作品は来年3月頃にネットで公開予定の、空のとびかたプロジェクト代表の自主制作映画 『アスペですが、なにか?』のインタビューシーンです。詳細はこちらをご視聴ください。

16:00~ 課題が見えた茶話会

 収録会が終わった後は茶話会の場に戻り、終わりの時間までお喋りに加わりました。

 近況の話をしたり、自分が抱えている悩みをお話してくださったりと、日常の中ではなかなか聞くことができない、他の当事者のお話を聞くことができました。

 日常的に他の当事者と交流がある人って、実は結構少ないのでは、と思っています。話してみると、実は自分だけだと思っていたことがみんなも思っていることだったり、実は大したことないんだな、と思えることもあるので、他の当事者とリアルでやりとりしたことがないという方は、ぜひこういう集まりに興味をもってほしいと思います。

 

 あと、今回は課題が見えた茶話会だとも感じました。

 こういう集まりでは、「連絡先の交換禁止」とか「考えの否定禁止」とか、対人トラブルが起きないように多少ルールを設けることが普通です。

 空とびの茶話会は、各々話したいことが話せるよう一応はテーマを決める、というだけで、特に細かいルールは設けていませんでした。

 活動が「発達障害に慣れる」というコンセプトで走っているのでどんな話でも気楽に構えてやってくれればいいですし、オフ会も単発的なもので、そこでの交流は一期一会的なものですから、オフ会のやりとりで特に悩むこともないかな、と思っていました。

 例えばどんな話でも深刻に受け止めちゃう!という人がいたとしたら、それに合わせて他の誰かが何かをするというのは負担でしかないので、参加しないでほしいと思います。

 ただ、その「気楽」が維持できないような、疲れてしまう空気はよくないと思いました。

 空とびのコンセプトでもある「慣れる」は、社会が障害者になれる、障害者が社会に慣れる、という意識を込めたもので、一人一人がこのメッセージについて意識をかけてくださればいいのですが、私の考えという意図で、これを少し具体的に言い換えると、社会が障害者に悩まない、障害者が社会に悩まない、という気持ちを意識してます。

 これは「悩む必要がない=みんなが理解し合っている」という関係のことではありません。むしろ私は人同士の距離をもっと広げるべきだと思っています。

 私が見据えているのは「社会も障害者も、自分が無理をしない意識を選択できること」を理想視しています。人同士が力を合わせているイメージではなく、嫌だと感じたら気楽に断れちゃうような関係です。

 ただ、気楽に生きている中で仕事や交流があればよいわけですが、社会の現実はその真逆で、気楽を得る為に仕事や交流を自ら強いているのが全体の境遇です。

 ですので今後は、境遇や特性の性質上、日常の中で疲れ切っている人が参加者にいることを前提に、疲れやすい話を自重していただくお願いを表記することになるかと思います。

 ご理解とご協力をお願い申し上げます。 

お疲れ様でした!

 予定通り17時に撤収しました。今回も退出する際に、オフ会参加の記念品をお渡ししました! 御礼状とチラシと、手作りのステッカーです(^O^)

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 その後も、二次会、三次会と続き、ずっと発達障害に関する意見交換をしました。また今回も22時頃までずっと喋りっぱなしでした!(笑)

 下の画像は今回ご参加してくださった皆さんの名札です。お名前を覚えるのが苦手な方も多いので、オフ会開始時にネームプレートを書いてもらうようにしています。 

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 今回も、お暑い中、そして遠方から遥々足を運んでくださり、本当にありがとうございました。空のとびかたプロジェクトのオフ会は毎月開催する予定なので、次回もぜひご参加ください!

利用施設

【駒込地域文化創造館 公式サイト】 公益財団法人としま未来文化財団

オフ会の記録

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