空のとびかたプロジェクト

本プロジェクトは、2018年4月に障害者雇用法が改正される事に先駆けて発足する、映画制作プロジェクトです。 「理解」よりも「慣れる」がモットー! 定型と非定型が一緒に楽しめるエンターテイメントを考えています。特に発達障害にスポットを当てて活動しています。

テキストインタビュー さくらぶさん

回答日時
2017年6月18日


Q1.回答者名をお答え下さい。
さくらぶ


Q2.診断名をお答え下さい。
発達障害スペクトラム(カルテに記載されていた)


Q3.ご年齢はおいくつですか?
43


Q4.診断が出たのはいつ頃ですか?
8年前(35歳の時)


Q5.ご職業はなんですか?
公務員


Q6.診断までの経緯をお答え下さい。
うつ病で休職中の時のデイケアにて、参加者に「僕はアスペルガーなんだけど、あなたもそうだと思う」と言われる。それが気になり、見立てと減薬を兼ねて転院。診断が変わり(双極Ⅱ型→発達障害からくる単極うつ)減薬もしてもらった。


Q7.発達障害の診断が出た時の気持ちをお答え下さい。
ほっとした。治る見通しが持てず、ずっとこのままではないかと思っていた頃なので(うつ発症から1年半経っていた)本当の原因がわかり、治す(直す)べきところもわかり、実際その後から、ゆっくりではあるが確実に回復していった。


Q8.診断が出た時の周囲の反応についてお答え下さい。
周囲には内緒にしていた。デイケアで指摘してきた人と、もう一人診断済みの人にだけ話し、時々あるある話で盛り上がった。


Q9.発達障害当事者になって、なにか変わったことはありますか?
子どものころからの違和感、人間関係のうまくいかなさ、自分の中のこだわり、生きづらさなど、今までは自分がダメなせいだと責めるだけだったのが、関連書籍を読んで、対策や考え方を別アプローチにするように。
努力するベクトル方向が変わり、少しずつ(今ももちろんまだまだだけど)自分が変わっていき、大きなうつ再発には至ってない。
他のマイノリティ集団のこともよく考えるようになった。支援や理解はできなくても、知識として知ること、生きづらさを抱えていることは同じだと、思いをはせるようになった


Q10.他の発達障害者と交流はありますか?
デイケアで一緒だった当事者(3人)
あとはツイッターの人たちだけ。


Q11.発達障害を意識する時ってどんな時ですか?
相手を怒らせた時。かみ合わない時。
自分の怒りや悲しみのスイッチが入った時。そのスイッチポイントがまわりと違うらしく理解されないので。
まわりが笑っている時に、笑えない時。
主に職場(女性集団)で、雑談についていけない時(むしろついてかない)
休日に、寝倒して1日終えてしまう時。それだけ疲れてるのかなと。
何かあるかもしれないから、日常意識しながら生活している。


Q12.他の発達障害当事者に対して、メッセージをお願いします。
特にありません。


Q13.定型発達者に対して、メッセージをお願いします。
特にありません。


Q14.グレーゾーンな人に対して、メッセージをお願いします。
自分が思うこと考えることを大切にしながらも、ちょっとまわりの意見も受け入れてもいいと思うよ。それで世界が広がったりするかもしれないから。私がそうだったから。
典型的な発達障害の人たちより、誤解されることも多いけど、生きづらさは同じ。だから自分を大切に。
いま、自分が困ってないのなら、まずはそれで良いのだけど、もし、あなたが理由で困ってる人がいるのなら、そしてそのことを伝えてくれた人がいるのなら、腑に落ちないだろうけど、何か行動をするといいかなあ、きっと今よりももっとよくなるのではと思います。


Q15.最後に、自由に語ってください。
なんとか生き延びていけたらな、と思います。お互いにね。